転職エージェントに応募!面談でキャリアアドバイザーとは何を話するの?

 

転職エージェントを初めて利用する場合、面談でどのような質問をされるのか不安ですよね。

転職エージェントの面談で聞かれる内容は、これまでの経歴や保有スキルなど、基本的なものです。

 

転職したいけど、面談が面倒くさいからヤダなぁと先延ばしになっていませんか?

面談は企業側の選考ではなく、貴方の味方となるエージェントとの面談ですので、リラックスして面談してくださいね。

 

↓こちらを先にご覧くださると、より深く分かります。

 

転職エージェントに無料登録した後は、エージェント会社の担当者のキャリアアドバイザーとキャリア面談(キャリアカウンセリング)をします。

 

キャリアアドバイザーは貴方の味方です

 

面談は、「面接」ではありませんので、転職に影響するのではと怖がる必要はありません。

緊張せず、自分の考えや迷っていること、希望していることなど気軽に話しましょう。

 

面談はあなたの現状を理解するための大切な場です

 

貴方から聞いたことをすべて企業に伝えるわけではありませんので、

「こんなことを言うと転職活動で不利になるかも」

などと遠慮しなくて大丈夫です。

自分を飾ることなく、過度なアピールもいりませんので、今の状況や正直な気持ちを話しください。

 

転職エージェントとの面談当日のポイント

 

面談の時間がより充実するように面談当日のポイントを紹介します。

 

面談の目的や目標を決めておく

 

転職をするか悩んでいる、求人を紹介してほしい、面接が怖いなど、面談で知りたいことや聞きたいことは一人ひとり異なります。

面談の目的や目標を設定しておくと、より有意義になります。

 

キャリアドバイザーに伝えるべきこと

 

面談はキャリアアドバイザーがあなたのことを正確に知るためのものです。

資格取得や自己学習など実績づくりに向けた努力なども職務経歴書に記載できる格好のアピール材料ですから、キャリアアドバイザーに伝えてください。

 

転職活動の悩みを相談しましょう

 

「職務経歴書の添削をしてほしい」

「面接が苦手なので対策をしてほしい」

「転職理由が上手く伝えられない」

「転職理由の伝え方がわからない」

「志望動機がまとまらない」

など、企業面接に関する相談があれば、その対策もアドバイザーがしてくれます。

 

遅刻しそうな時・キャンセルしたい時

 

万が一、遅刻しそうな場合、やむを得ず都合が悪くなった場合は、事前に面談の案内に記載してある連絡先に、電話をいれてください。

 

転職エージェントの面談で聞かれる内容は?

 

 転職エージェントの面談で聞かれる主な内容は、

「転職する目的」

「転職先の企業に求める条件」

「経歴や保有スキル」などです。

もちろん転職活動での疑問についても相談にのってくれます。

 

初めて転職する方に、キャリアアドバイザーから

「転職活動全体の流れ」や「転職のメリット・デメリット」など転職全般の情報を伝えてもらいます。

転職のデメリットも伝えるのは、メリット・デメリットをわかった上で活動を進めてもらうためです。

 

 

✔ 言いにくいことは最初に伝えておく

✔ 担当者の質問を待ってから答えるとすんなりいく

✔ 希望や心配は面談で遠慮なく相談してみる

 

面談では主に下記のような対話をし、求職者の希望や条件に叶う案件の紹介をしてくれます。

 

転職する目的・転職を考えたきっかけ

 

求職者の目的をできる限り叶え、最適な求人案件を紹介するため、面談ではまず転職しようと考えたきっかけや目的を聞きます。

現職に対する不満や悩みなど、ネガティブとされることでも遠慮なく話しても構いません。

 

転職の理由は前向きなものだけではなく、言いにくい場合もあります。

「残業が多過ぎた」

「リストラされた」

「家庭の都合」

「人間関係が上手くいかなかった」

「ムカつく店長や同僚がいた」

「体育会系のノリに合わなかった」

「自分には簡単な仕事すぎてもっと上の企業に行きたい」

などさまざまです。

 

どうしても言いにくいことは無理に聞きませんので、安心しましょう。

 

「なぜ転職を検討しているのか教えてください」と聞かれ、現職に特に不満がない場合は

「収入アップのため」

「キャリアアップのため」などと、

転職の目的やきっかけを具体的に答えると良いです。

 

今までの職務経歴や保有スキル・学歴など現状の確認

 

転職を考えたきっかけと並行して、現在までの職歴ややってきた仕事内容、保有スキルなどを聞かれます。

過去に経験した業務や実績、担当した役割などについて、より詳しく聞かれます。

 

また、キャリアアドバイザーがあなたの個性や特徴などを聞いて、ピッタリの企業選びに活用し、職務経歴書をより良いものにしようとします。

 

第三者が客観的に話を聞くことで、あなたが気づいていない強みや転職先の企業で活かせて評価される経験やスキルをどの程度保有しているのかが明らかになることも多いです。

 

もちろん正社員としての経歴だけでなく、アルバイトやボランティアなどの経験でも良いですし、どのような経験やスキルも、転職先の企業で活かせる可能性があるので、どんなことでもぜひ伝えてください。

 

転職を希望する時期・希望日

 

面談では、いつ頃転職をしたいのかという時期についても確認されます。

「今すぐにでも」

「だいたい3ヶ月以内」など、具体的な時期を考えておきましょう。

 

求人の案件や転職エージェントによっては、紹介する時期が重要な場合もあるので、「いつでも良い」ではなく、ある程度の目安を伝えましょう。

 

現職を退職する際に、繁忙期などを避けてその会社の業務に支障がない時期を選べば円満退社できます。

面談前に仕事のスケジュールを確認し、できるだけ具体的な転職時期を伝えましょう。

 

転職先の企業に求める条件の確認(希望する年収やポストなど)

  

転職エージェントの面談で転職先の企業に求める年収や希望する職種・業界、勤務地、勤務時間や福利厚生、休日数、など希望する条件を聞かれます。

まずは遠慮せず、希望することがあれば何でも話してください。

 

たとえば、収入アップを目的とする転職であれば、

「年収○○万円以上」

「今の企業より高給与がいい」

と伝えましょう。

 また、

「通勤時間が1時間以内」

「資格取得手当が付くところ」

「未経験者歓迎のところ」

「◯◯関係の仕事ができる会社」

 

など、職場環境や待遇面の希望も伝えると良いですね。

希望条件の中で譲れない条件と妥協してもいい条件を整理しながら、優先事項を

アドバイザーと一緒に考えてください。

 

将来のビジョンや目指すキャリア像

 

転職先で実現したいことや希望する業界や職種、担当したい仕事や役割などを聞き、「キャリアビジョン」を共有します。

 

今後のについてまだ漠然としたイメージしか持っていないという場合も心配はいりません。

実際に、面談の段階では自分の今後のキャリアに迷っている人のほうが多いので、率直に伝えましょう。

  

プロ目線からのアドバイスが貰えるので、自分では気づけなかった解決策や具体案、有意義な意見などを聞く良いきっかけになる可能性があります。

 

転職エージェントとの面談後の流れ

 

 キャリアアドバイザーに相談してください

 

 キャリアアドバイザーはこれまで聞いた希望条件や得意分野を考慮して、あなたにピッタリの求人案件を紹介します。

 

もちろん応募を強制するものではありませんので、

 

「この求人は自分に合っていると思う」

「この条件は希望と少し違っている」など、

 

意見を伝えながら、よりあなたにマッチした求人を探してもらいましょう。

最初の面談から希望や考えが変わっても全然平気です。

最初の面談が全てではなく、そのつどキャリアアドバイザーに相談してください。

 

流れは以下のように進みます。

 

1.求人の提案

 

面談後は、カウンセリング聞いた希望や経歴から、あなたに最適な求人を紹介します。

紹介した求人に応募をするか確認してから

「この求人は自分のイメージと違う」

「こういう求人が気になる」など意見を伝えながら転職活動を進めていきます。

 

2.書類作成・応募・推薦

 

応募したい求人があれば、応募手続きをキャリアアドバイザーが行います。

貴方の良いところやアピールポイントを書いた推薦状を企業に提出してくれます。

職務経歴書・履歴書などの応募書類の作成のサポートもしてくれますよ。

 

3.面接・選考

 

面接日程などの調整はキャリアアドバイザーが行うので、複数社の選考が同時進行となっても面倒なスケジュール調整は必要ありません。

模擬面接などの対策も行っているので、面接が苦手という方でも選考の通過率を上げることが可能です。

 

4.内定・入社

 

内定をもらったあとも入社までサポートしてもらえます。

現職を円満退職するためのコツや入社日の調整など、キャリアアドバイザーに相談してください。

 

キャリア面談で現状をきちんと話すコツ

 

転職エージェントの面談で自分の状況を上手に話すコツを紹介します。

初めての転職、アピールすることがない、転職回数が多いなど、状況別でキャリアアドバイザーに相談するとよいです。

 

1.言いにくいことは最初に伝えておく

 

「企業から解雇されてしまった」

「人間関係の悩みで退職した経験がある」

など、伝えづらい転職理由がある場合は、面談の最初に伝えておくと安心です。

 

ほかの転職エージェントも利用している場合も、紹介する企業が被るといけませんのでぜひ伝えてください。

 

「正社員経験がない」

「転職回数が多い」

「前職の在籍期間が短い」

といった事情は伝えましょう。

 

2.担当者の質問を待ってから答えるとスムーズ

 

自分から積極的に話していくのが苦手であれば、最初はアドバイザーの質問を待ってから答えていくというスタイルで臨みましょう。

担当者は、転職活動に必要な情報を一つずつ聞きますので、担当者の話にあわせていけばいいです。

 

3.経歴をきちんと伝える

 

実績やアピールすることがないと転職できないのでは、と悩んでいる方も気軽に相談してください。

聞いていく中でなにか実績はないか、アピールできるスキルはないかなどをキャリアアドバイザーが客観的に見つけ、アドバイスします。

 

 

そもそも転職しようか悩んでいる場合

 

そもそも、転職しようかまだ悩んでいる段階の方だと、面談自体を受けようかどうしようかと悩んでいませんか?

 

転職をしようか悩んでいる段階でも大丈夫です。

転職を前提に考えている人に対しても、アドバイザーは今の会社に残るという選択肢を踏まえて一緒に今後を考えてくれます。

 

転職そのものはしたいけど具体的な希望職種が決まっていない人も同じです。

現職を辞める理由をアドバイザーと一緒に考えたり、求人を見ながら自身の希望の優先順位を検討したり、活動しながらゆっくり希望を決めていきましょう。

  

転職エージェントとの面談における注意点

 

考えや迷っていること、悩んでいることなどをありのままに話してください。

 アドバイザーは、企業とあなたを最適にマッチングするために、客観的な視点で面談を実施しています。

よって、過度に緊張する必要はありませんが、ビジネスシーンで通用する程度の言動で面談してください。

 

本音ではない発言はしない

 

キャリアカウンセリングは、企業の選考とは一切関係ありません。

貴方が叶えたいことや、希望などを担当キャリアアドバイザーに率直に話してください。

 

遅刻やキャンセルは連絡を入れましょう

 

面談に遅刻する場合ややむを得ずキャンセルをする際、必ずエージェントに連絡をしてください。

 

面談で気になるQ&A

 

転職エージェントとの面談はどこで実施される?

 

転職エージェントの面談場所は、転職エージェントによって異なりますが、来社面談の場合はエージェント会社や支店、オンライン面談の場合は自宅やインターネット環境のある場所で実施されます。

 

転職エージェントとの面談の所要時間は?

 

面談の所要時間は、およそ1時間~長くて2時間程度です。

転職活動の方向性や希望が定まっていない場合は、アドバイザーが細かく色々と聞かないといけないため、予定よりも時間が掛かることがあります。

予定などで面談の時間が限られていてる場合は、面談予約の時に「何時までなら大丈夫です」と転職エージェントへ伝えておきましょう。

 

転職エージェントの面談はどんな服装がいい?

 

転職エージェントの面談の服装は、私服・スーツどちらでもかまいませんが、あまりカジュアル過ぎる服装は好ましくないので私服の場合はオフィスカジュアルにしましょう。

  

転職エージェントの面談担当者が合わなかったら?

 

転職エージェントの面談で担当者と合わないと感じた場合は、変更も可能です。

転職活動期間は1ヶ月前後かかるため、合わないと感じたら早めが良いです。

担当者に直接伝えるのではなく、面談予約の問い合わせフォームなどから希望を伝えるのがお勧めです。

 

まとめ

 

転職をするべきなのかどうか、まだはっきりしていないという方は多いです。

まずはキャリアアドバイザーに現状を伝え、どういう方向性で考えるべきか、プロの意見を聞いてみましょう。

 

就活の際、就職先をとにかく早く決めたいと思った、企業側から熱烈なオファーがあった、親御さんから強く勧められたなど、流れと雰囲気で入社したという方も少なくありません。

でも、いざ働き始めてみてなにか違和感を感じ始めたり、自分の居場所は別にあるんじゃないかという考えがよぎったりしたら、ちょっと立ち止まってじっくり考えてみましょう。

 

転職活動を通じて、やはり現職のままで良いと決断することもあるでしょうし、転職してみて良かったと思うこともあります。

とりあえず、気持ちに踏ん切りをつけるためにも一度、アドバイザーと面談してみてください。