多様な環境で働く女性の悩みとは?
結婚、出産、育児などライフステージが変化しても、仕事を続けることを選択する女性が増えています。
働く女性が増えるにつれ、現代社会の悩みも増え多様化していますが、最も多い悩みは何で、誰に相談すればいいのでしょうか?
今回は、働く女性が抱えがちな仕事の悩みについて深掘りしていきます。
この記事はこんな人におすすめ
★仕事の悩みについてみんながどうしているか知りたい!
★仕事の悩みを誰に相談すればいいか知りたい!
★仕事の悩みを解決するヒントがほしい!
働く女性はどんな悩みを抱えているのか?
さまざまな悩みを抱えているけれど誰にも相談できない女性の方は、まずは他の方がどんな仕事の悩みを抱えているのか知っておきましょう。
同じ悩みを抱えている方が意外と多いことが分かるはずです。
働く女性の仕事の悩みランキング
悩みは、婚姻状況(配偶者あり・なし)や雇用の形態(正社員・派遣など)によっても異なります。
配偶者ありの人は「給与・待遇」と「仕事とプライベートの両立」を、配偶者なしの人は「給与・待遇」を最も悩みの原因として挙げています。
派遣社員は「今後のキャリア」と「雇用の安定性」を、正社員と契約社員は「給与・待遇」を最も悩みの原因として挙げています。
1位:給与・待遇
女性は職場で男性よりも待遇が悪く、評価されにくいというデメリットを抱えていることが多いです。
他にも、仕事内容が同じなのに給与が違う、任されている仕事量や責任に比べて給与が低い、といった例が挙げられます。
仕事はきちんとしているのに評価されない、と悩んでいる女性は圧倒的に多いです。
2位:仕事とプライベートの両立
結婚、出産、育児などライフステージの変化により、働き方を大きく変えなければならない女性が多いです。
短時間で仕事を切り上げて子どもを迎えに帰らなければならないこともあれば、子どもが急に体調を崩して仕事を休まなければならないこともあります。
共働き世帯でも、こうした育児に関する悩みは圧倒的に女性に多い傾向にあります。
さらに、仕事と家庭の両立は難しく、仕事を辞めればゼロからのやり直しとなり、これまで通りのキャリアを築くことが難しくなることもあります。
3位:雇用の不安定さ
女性は男性よりも非正規雇用者の割合が高いため、雇用の不安定さに悩む女性が多いです。
この仕事をクビになったらどうしようという不安から、無理難題でも我慢してしまうことがあります。
4位:将来のキャリア
仕事の幅が限られており、キャリアアップが見込めない女性が多いです。
妊娠や育児などのライフイベントでキャリアが中断されることがあるため、キャリアに関する悩みは尽きません。
5位:人間関係の悩み
上司が高圧的だったり、人の目に見えない嫌がらせをしてきたりするという悩みは多いです。
異動がないため人間関係の問題が解決できない、というのは深刻な悩みです。
女性の仕事に関する悩みの解決方法
悩みを解決するには、大きく分けて2つの方法があります。
1つは仕事に関する悩みを誰かに相談すること、
もう1つは自分の悩みや不満が仕事そのものなのか、職場なのかを考えることです。
1.仕事に関する悩みを相談する
仕事に関する悩みを誰かに相談したことがありますか?
まだ誰にも相談したことがないなら、まずは誰かに相談してみましょう。
過去に誰かに相談したことがある場合は、相談する相手を変えてみるのもおすすめです。
そうすることで、違った視点で考えたり、もしくは自分の考えに自信が持てるようになるかもしれません。
■家族(パートナー、両親など)
「身近で話しやすい」
「自分のことを一番理解してくれる人」
「会社と関係のない第三者なので、客観的な意見が聞ける」
仕事の悩みを身近な人に話す女性は多いです。
最も話しやすい人に悩みを打ち明けてみましょう。
■友人、同僚、仲間
「自分の仕事を理解してくれているので、話しやすい」
「家族に心配をかけたくない」
友人、同僚、仲間は同世代なので、悩みの具体的な内容や深刻さを理解してもらえやすいです。
また、自分と同じ悩みを持つ人に相談することで、気持ちが楽になるかもしれませんね。
■専門家(キャリアアドバイザーなど)
・客観的なアドバイスがもらえる。
・みんなはどうしているのか教えてもらえる
・第三者として話を聞いてくれて、適切な解決策を提案してくれる。
これまでのキャリアや人間関係で相談しづらかったり、答えが見つからない場合は、専門的で客観的な判断と解決策を提供してくれる、「働くこと、仕事についての専門家」に相談することをおすすめします。
就職・転職エージェントのキャリアアドバイザーは、仕事を紹介するだけでなく働く女性特有の悩みを熟知していて、解決方法へ相談に乗ってくれます。
■専門家(退職代行サービスなど)
パワハラやセクハラといった内容ですと、退職代行サービスにおける「民間企業」「労働組合」「弁護士」などに相談したほうが良いことがあります。
2.変えたいのは今の職場なのか、仕事なのかを考える
今の仕事に不安や悩みを感じて、仕事そのものを否定してしまったことはありませんか?
「会社に行きたくない」
「休み明けのことを考えると泣きたくなってくる」
「自分の自由な時間がなくてつらい」
仕事や職種が自分に合わないのか、それとも通勤している会社の社風や環境を変えたいのか、冷静に考えてみましょう。
同じ仕事でも、接客なのか事務なのかで仕事内容は大きく変わりますし、大企業と中小企業でも働き方は異なります。
環境を変えて適性を見極めることは、人生の大きなチャンスだと考えると良いでしょう。
まとめ
現状を冷静に見つめて、そのままずっと耐えられるのか、それとも変わったほうが良いのか立ち止まってみましょう。
もしかしたら誰かに相談することによって解決の糸口が見つかるかもしれません。
不安や悩みをそのまま抱えるのではなく、自分ファーストで誰かに助けを求めることも大切ですよ✨️